ファッションアドバイザーとして働き始め、しばらくすると会社辞めたいって考えることがあります。
アパレル業界で仕事を始め、次のステップへ行きたい、もっと給料が欲しい、人間関係が最悪など転職を決意するキッカケがあります。
離職率の高いアパレル業界!
アパレル業界の離職率は、他業界と比べて高いんです。
入社して3年も経てば半分くらいの人が辞めていきます。
なぜでしょうか?
その大きな理由の一つに、入社時に思い描いていた「アパレル業界でのキャリア」と「入社後の人間関係」があります。
「アパレル業界の主な転職理由」を確認してみましょう。
1位は、「キャリアアップ、キャリアチェンジが望めなかった」という人が一番多くいます。
同期で入った人が、自分より早く店長になったり、バイヤーになったりすることがあります。
自分だって頑張っているのに、評価されない。
このままこの会社にいても、自分のキャリアアップはできない。
そう思った時、転職を考え始めます。
また、女性多いアパレル業界。
人間関係も複雑で、合う合わないは必ずあります。
上司と合わないければ、なかなか認めてもらえません。
人間関係に耐えられなくなると、上司が変わるか、自分が会社を変わるか、どちらかを選ぶことになります。
大きな会社なら定期異動があり、上司は変わります。
しかし、小さな会社ではなかなかそうはいきません。
そうなると、転職を考えるしかありません。
転職を考える理由の2位は、賃金に不満があること。
何年か仕事をしてきて、給料が上がらない。
今の給料じゃやっていけない!
そう考える時期が来ます。
アパレル業界で仕事を始めてみると、今自分のいる会社よりももっと給料のいい会社がいっぱいあることに気がつきます。
学生の頃は一部の有名な企業しかしらなくても、アパレル業界に入ってみると様々な会社があることを知ります。
すると、会社規模は小さくても給料が良くて、自分の能力もっと生かしてくれる会社もみつかります。
ファッションビルで働いていると、テナントで入っている他の会社の人と仲良くなったりします。
会社辞めたいなど、悩みを相談するともっと給料が他の会社を紹介してくれることもあります。
実際に私の場合、隣のショップの部長さんの紹介で別な会社に転職することになりました。
年収は200万以上アップできました。
「会社辞めたい」退職や転職を考えるのは、最初人間関係がきっかけになります。
そして、次第に会社に不満を持つようになり、安月給で満足できなくなります。
テナントで働いている他の会社の人と比べると自分は会社に評価されていないと感じるようになります。
ファッションアドバイザーがテナントで入っている他のアパレル業界の人と話す機会も多くなります。
そのため、自分のステップアップのために、もっといい会社があることを知ります。
こうしたことから、転職を考えやすく離職率も高くなります。
また、ブランドの改廃が多いことも、離職率の高い原因のひとつでもあります。
10年間変わらない人気のブランドってどのくらい知っていますか。
洋服の流行と同じでブランドにも流行があります。
ファッションの流れに乗るように、会社もそのときいい流れを見つけて、いい会社に乗り換えていくのがキャリアアップになります。
あなたも乗り遅れないように、しっかりいい流れをつかんでください。