バイトから正社員

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バイトから正社員に登用されたい!正社員登用に必要なこと

バイトやパートなどで働いている人の中には「正社員に登用されたい」と思っている人も多いのではないでしょうか?
正社員は年収や福利厚生などでメリットが多く、できれば登用されたいと思いますよね。
ここでは正社員に登用される方法をご紹介します。

また、正社員のメリット・デメリットについて詳しく紹介します。
正社員になれる人となれない人、どうしたら登用されるのか、そのポイントも説明します。

バイトから正社員になる方法

バイトから正社員

バイトから正社員になれる方法には、正社員登用制度と紹介派遣があります。

「正社員登用制度」はアルバイトやパートなどから正社員に登用する制度です。

紹介派遣は、派遣社員から正社員に雇用切り替えする制度です。

正社員登用制度

正社員登用制度は、店舗スタッフで働くアルバイト・パートスタッフから本人の希望で登用試験を受けることができます。

アルバイトから正社員に登用されるには、以前は店長推薦などが条件でしたが今は法改正の影響等もあり希望すれば登用試験に全員受けることができます。

しかし合格をするには、実質店長の後押しがあるほうがかなり有利になります。

また、店舗スタッフとしての実績が良ければ、登用される可能性は高くなります。

正社員登用制度の注意点

正社員登用制度は必ず正社員に登用しなければならないという制度ではありません。

そのため企業の裁量に任されています。

正社員登用制度を目的として求人に応募するときは、ここ数年の正社員登用実績などを面接で聞くなど、事前に確かめるようにすることも大切です。

紹介予定派遣

紹介派遣

紹介予定派遣とは、派遣期間終了後に正社員として採用することを前提としている派遣のことです。

紹介予定派遣と派遣との違いは派遣期間終了後に正社員としての採用を予定しているか否かですが、それ以外にも次の点で異なります。

事前面談の有無

派遣の場合、派遣元の企業と雇用契約を結ぶため履歴書の提出や面接は派遣元企業で行います。

一方、紹介予定派遣は企業側が事前選考を行うため、派遣先企業に履歴書を提出し、面接が行われます。

派遣期間

通常の派遣の場合、契約は定期的に更新され、派遣期間は最大で3年以内と定められています。

一方、紹介予定派遣は正社員雇用における試用期間という趣旨なので、派遣期間は最長で6ヶ月となっています

それ以上延長することはできません。

正社員に登用で正社員になるメリット・デメリット

正社員登用されるメリット・デメリットを確認してみましょう。

まずはメリットから見てみましょう。

メリット

「年収が上がった」

「福利厚生が充実した」

「社会的信用が高くなった」

「キャリアアップができる」

などがあります。

年収が上がった

バイトやパートの多くは時給制で、昇給することはあってもその頻度は少なくなります。

正社員は月給制で、年に一度の定期昇給があります。

大きな年収アップをもたらすのは賞与です。

バイト・パートも支給されますが、正社員の場合年2〜3回、給与の数ヶ月分が支給されます。
アルバイトだと働いた分しか貰えません。
正社員なら安定した収入があり、決まった日数の休みもあります。
連休をとっても収入は減りません。

福利厚生の充実

福利厚生面でも、非正規と正社員では大きな差があります。

住宅手当や家族手当、交通費など法定外の福利厚生は正社員だけにあります。
社会保険、産休育休制度の充実など、福利厚生面のメリットは大きいといえます。

社会的信用が高くなった

正社員とバイトでは、社会的な信用が違います。

クレジットカード審査ではその差が歴然です。非正規雇用では審査に通りづらいものも正社員では審査が通ります。

また男性の場合、正社員と非正規雇用とでは、世間の見方がだいぶ違いますね。

キャリアアップできる

正社員は非正規雇用よりも幅の広い業務を担当できます。
また研修制度や、スキルアップ講座もありキャリアアップできます。

責任のある仕事を任せられることも多くなりますが、それは自分の経験やスキルになって蓄積されます。

仕事にやりがいができた

正社員に採用されて責任ある仕事を任せられることになれば、仕事にやりがいも出てきます。

非正規雇用の場合はルーティンワークなど誰でもできる仕事に限られます。

しかし、正社員になると裁量の幅が広く、ある程度自分の判断で対処できるように仕事が委任されます。

解雇される心配がなくなった

正社員の場合、雇用の安定性はダントツです。

契約社員のように雇用期間が決められているわけではなく、基本的に定年まで働くことができます。

デメリット

正社員になってさまざまなメリットを感じている人は多い一方で、デメリットもあります。

デメリットとしては、

「精神的な負担が増えた」

「休みを取りづらくなった」

「労働時間が増えた」

などがあります。

精神的な負担が増えた

責任のある仕事につくことで、これまでにない問題が出てきます。

また他部署との人間関係も変わってきます。

業務内容が拡大するので、当然忙しくなります。

アルバイトやパートと比べると責任や義務が増え、自由さが少なく感じるかもしれません。

休みを取りづらくなった

正社員になると責任が生まれ、簡単に休暇を取るのが難しくなります。

家庭を優先して好きなときに休むというわけにはいきません。

その点は、バイトやパートの方が気楽だったと感じるようになります。

労働時間が増えた

正社員になると、仕事が終わらなければ残業が増えます。

自己責任で完結しなければならないので、残業も必然的にすることになります。

バイトやパートなら定刻で帰るのが当たり前でした。

しかし、正社員になるとそうはいきません

仕事量も増えて残業したり、周りが忙しいときには周りに協力して手伝うこともあります。

正社員に登用された理由は?

正社員として、転職するのが正社員登用では一番近道です。

次に、正社員雇用制度を利用して正社員になる。

正社員として採用されるには、主にこの2つの選択肢しかありません。

正社員に登用された2つの理由

正社員登用制度があるといっても、当然ながら非正規雇用の全員が登用されるわけではありません。

正社員登用制度で登用される人には理由があります。

主な理由としては、

「高いスキルを持っている」

「コミュニケーション能力」

この二つのスキルは、正社員登用には欠かせない能力になります。

高いスキルを持っている

正社員登用制度は、日々の仕事の能力を見て、最終的に昇格試験を受けて登用されます。

正社員に求められる高いスキルがあると評価され登用されます。

営業や販売などの仕事で、仕事で成果を出すこと。

正社員よりも良い成績をあげることができれば当然評価されます。

コミュニケーション能力

接客や販売では、コミュニケーション力は必須です。

しかし、オフィスワークでも、コミュニケーション力の高い人が評価されます。

「正社員に登用されやすい人」の特徴

「正社員に登用されやすい人」には特徴があります。

正社員になりたいと思う人は、下記を参考にしてください。

正社員になりたいという強い意志がある

まず、正社員になりたいという強い意志があること。

要求がなければ、現状で満足しているものと思います。

実務経験・実績がある

すでにその仕事で実務経験があり、実績を上げている人は登用されくなります。

単に実務経験があるだけではなく現在の職場でそれを活かし、能力を発揮すれば注目されます。

高いスキルを持っている

既に会社の重要な仕事の一部を担えるスキルを持っている人は、非正規から正社員になれる可能性が高くなります。

実務経験や実績がなくとも、資格を持っていることでスキルがあると判断してもらえます。

成長の伸びしろがある

成長の伸びしろがある人は、正社員として活躍できると思われます。

現時点でスキルや実績がなくとも、今後長期的に成長する可能性が感じられることは非常に大切です。

人当たりが良い

人当たりが良いことは、社員登用されるための大切な要素。

毎日の挨拶や報告を行うなど基本的なコミュニケーションができる。

誰とでも和やかに接することができる。

このような人は社員登用されやすくなります。

売上を上げることができる

営業や販売で売上を作ることができる人。

目に見える成果を出す人。

実績を作れる人は正社員に登用されやすくなります。

真面目で信頼できる

真面目で信頼できる人は、どこの企業でもずっと働いてもらいたいと思います。

遅刻や欠勤がなく、毎日真面目に仕事に取り組むこと。

人の仕事も積極的に手伝いをする。

勤勉で協調性がある人は会社から信頼されます

人間関係が良好

人間関係が良好なことは、登用されるための必須条件です。

どんなに仕事の能力があっても態度が悪く、周りのスタッフの評判が良くない場合は社員登用される可能性が低くなります

職場の人間関係は業務に影響することなので、とても重要です。

人間関係を乱す可能性のある人を会社は選びません。

正社員に登用されるために心がけたいこと

正社員になるには

与えられた仕事をこなして実績を作る

与えられた仕事をきっちりとこなし、実績を作ること。

単純作業でも、手を抜かずに真面目にこなすことが大切

会社は当然仕事ができる人を正社員に採用したいと考えます。
任される仕事が単純な場合でも「正確に」「時間通りに」できることは当然できると見られています。

長く一緒に働きたいと思ってもらえる

「この人となら長く一緒に働いてみたい」と思ってもらえることはとても大切です。

正社員は長期で雇用されます。

「まわりとうまくやっていけるか」という点は高く評価されます
「きちんと挨拶をする」「気持ちよく返事をする」などは小さなことがとても大切です。
誠実な態度が重要な要素のひとつです。

日頃から向上心を持って取り組む

日頃から向上心を持って仕事に取り組みましょう。

バイト・パートだという意識ではなく、正社員になったつもりで取り組むことが大切なポイント。
正社員として必要なスキルを身に着けていくことが重要です。

正社員になりたい人は、正社員登用制度を検討してみよう

「どうしても正社員になりたい!」という人は、正社員登用制度がある会社を探すか、紹介予定派遣を利用するのが近道。

どちらも正社員に採用される前に、自分に合う職場かどうか試すことができるので、採用されたけど仕事が合わなかったという失敗がありません。

すぐに正社員になりたいなら、転職エージェントを利用するのも一つの打ち手です。

プロのアドバイザーの丁寧なサポートで、早く正社員採用を目指すことができます。

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isop

アパレル歴20年。大手アパレル会社転職6回、店長、バイヤー、コーディネーター、プランナーとキャリアアップしながらアパレル業界の多岐に渡った経験と知識をブログメディアを通して発信中。 アパレル会社で働く後輩のための転職アドバイスや最新のファッション業界や通販情報を公開中。

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